意外と知られていない葬儀の知識!?お葬式の豆知識を分かりやすくご紹介

当サイトではお葬式の豆知識を分かりやすくご紹介しています。
意外と知られていない、葬儀の知識を知りたい人に役に立つ可能性があるのでおすすめです。
葬式の通夜振る舞いのための確認ポイントも解説しています。
お通夜の参列者に出す食事やお酒にまつわることは押さえておくべきポイントです。
また通夜振る舞いにおける喪主の心得も説明しています。
地域によって異なる慣習となっていることも多いので、あらかじめ知っておくと安心です。

目次
  1. 意外と知られていない葬儀の知識!?お葬式の豆知識を分かりやすくご紹介
    1. お葬式で見かけることが多い蓮の花!なぜ用意する?
    2. お葬式でお供えされている提灯の意味
    3. お葬式の料理!?通夜振る舞いとは?その意味を解説!
    4. お葬式の通夜振る舞いと精進落としとの違い
    5. お葬式に参列したとき通夜振る舞いは断っても良い?(2023/2/1)
    6. お葬式の費用!通夜振る舞いにかかる費用の目安(2023/2/1)
    7. 喪主がお葬式の通夜振る舞いの後に行うべきこととは?(2023/2/1)
    8. お葬式のときに遺影や供物などを飾るための祭壇には種類がある(2023/2/1)
    9. 形式にとらわれないオリジナルの祭壇を利用するお葬式も増えている(2023/2/1)
    10. 日本の仏式のお葬式は白木祭壇を使うことが多い(2023/7/12)
    11. お葬式の豆知識!寝台車と霊柩車の違いとは?(2023/7/12)
    12. お葬式で寝台車を手配するときに注意したいこと(2023/7/12)
    13. お葬式の受付係の役割とは?誰に依頼するのが良い?(2023/7/12)
    14. 香典の受け取りだけではない!?お葬式の受付係の役割とは(2023/7/12)
    15. お葬式の種類をインターネットで確認して利用(2023/12/01)
    16. お葬式のあり方は地域によって大きく違うことも(2023/12/01)
    17. お葬式にあたって行政からの補助金はあるか(2023/12/01)
    18. お葬式は地域の協力大切な地域があるって本当?(2023/12/01)
    19. お葬式ではおもてなしをするのも大切な要素(2023/12/01)

意外と知られていない葬儀の知識!?お葬式の豆知識を分かりやすくご紹介

お葬式に備えて葬儀の知識を知っておきたい、という人は多いのではないでしょうか。
冠婚葬祭にまつわる考え方が多様化している現代では、参列した経験がなく分からないことが多いことも少なくありません。
また宗教や宗派によっても、お葬式のしきたりが異なることもあります。
そのようなことから身近な人からその地域の葬儀の知識や豆知識を聞いておくと安心です。
とはいえそれが出来ないことも多いでしょう。
その場合にはネットで調べておくことをおすすめします。

お葬式で見かけることが多い蓮の花!なぜ用意する?

蓮はインド原産の水生植物です。
仏教やヒンドゥー教との関わりが深く古くから聖なる花と言われ、神聖なるものの象徴として尊ばれてきました。
日本のお葬式においてもよく見かけられますが、なぜ用意するのでしょうか。
仏教において極楽には蓮の花が咲いていると言われていて、蓮の花は泥の中から茎を伸ばしやがて大きく美しい花を咲かせることから、辛いことや苦しいことがあふれる世の中に現れた仏の悟りや慈悲に例えられます。
俗世に生まれても大輪の蓮華(悟り)を咲かせることができるということを表しており、お釈迦様の故郷に咲いていた蓮を、煩悩に毒されることのない清浄な仏の心を表す「白蓮華」と、仏の大悲(だいひ)から生じる救済を意味する「紅蓮華」と呼んで仏教の経典にも記されています。
また、蓮は花が咲くのと結実が同時であることから迷悟不二(めいこふに)・煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい)・即身成仏(そくしんじょうぶつ)をあらわしているのです。
このことから、修行や悟りを開かなくても、迷いや煩悩を持ったままの人間が仏さまと同じ状態になれるのだという教えが示されており、蓮は特別な花だとされているのです。
そのため故人の冥福を祈ってお葬式でよく用いられるようです。

お葬式でお供えされている提灯の意味

社会人として生活している中で葬儀に参列する機会が訪れる場合もあり、その際はマナーを守って葬式に参列する事が重要です。
故人との関係にもよりますが、通夜のみの参列の他に通夜と告別式両方に参列する場合などもあります。
実際にお葬式に参列する際に、必ず目にする事が多いアイテムに提灯があります。
昔から中にろうそくなどを入れて夜道を歩く際の明かり用で利用されている物ですが、お葬式の門前の他に祭壇に供えられている場合も多いです。
実際に飾られている理由としては地域によって多少意味は異なりますが、基本的には故人の安らかな眠りを願う意味が込められています。
その他には故人の魂を送るという意味や迎えるという意味などがこめられている場合も多いです。
実際には提灯に書かれている文字により意味が異なり、お葬式の場合であれば御霊篭と記載されています。
四十九日が明ける前までは忌中の文字が使用され、仏教の宗派によっては忌中ではなく還浄といった文字を使用する場合もあります。

お葬式の料理!?通夜振る舞いとは?その意味を解説!

通夜振る舞いは通夜が終わり次第僧侶や参列者を別室もしくは、部屋の隅に招き、故人と最期の食事を行うものになります。
日本国中で行われているわけではなく、主に関東のお葬式で行われているものであり、関西ではこのような習慣はありません。
意味はお清めと供養の2つがあり、故人を偲んで思い出などを語り合います。
さらに僧侶や参列者に感謝を示しており、遺族や喪主は参列者全員に挨拶回りをするなど休んでいる暇はありません。
昔は通夜はろうそくの明かりを灯さないよう一晩中行われていましたが、近年では通夜を含めたお葬式が自宅ではない場所で行うようになり、短縮傾向にあります。
通夜振る舞いでは主に大皿料理が提供されており、品数も大変多いです。
これは参加人数が明確でないからであり、お持ち帰りを用意することもあります。
多めに用意をするのが一般的であり、参列者は必ず一品は手をつけなくてはなりません。
宴会ではないので故人とは関係のない話や名刺交換なども行わないのがマナーです。

お葬式の通夜振る舞いと精進落としとの違い

通夜振る舞いは、村落でお葬式を執り行っていた時代に村民が通夜のために持ち寄った御供物を翌朝村民で分け合った慣習の名残りであり、現在では遺族が故人を偲ぶと共に僧侶や弔問客に対して感謝を表した食事です。
通夜は、故人の遺体に悪霊や穢れが取り憑かないように一晩中御灯明と線香を絶やさない大事な儀礼であり、神武天皇以前から続く日本独自に葬送方法もがりの名残りとされています。
通夜振る舞いは、基本的に一晩中何時でも食べられるようにしてある食事であり、中国では食事だけでなく麻雀の洗牌で故人を弔っています。
現在では、通夜の時間が夕方から2時間から3時間程度なので通夜振る舞いを用意しない遺族も少なくありません。
従来、49日まで肉食を避けた精進料理を食す慣習があり、精進落とし料理は49日を経過して通常の食生活に戻る区切りとして食する食事です。
火葬の際に初七日と49日法要をまとめて執り行う繰上げ法要を行う事があり、お葬式の火葬の際に精進落とし料理が振舞われます。

お葬式に参列したとき通夜振る舞いは断っても良い?

お葬式に参列をすると、そのあとに通夜振る舞いを勧められることがあります。
この通夜振る舞いは関東独特のものであり、関西では行うことはありません。
もともとの意味は通夜の後に会食の場を設けて、参列した人に感謝を伝え故人を偲び、思い出話しをすることであり、感謝と供養を目的としています。
宴会ではなくあくまで供養としての位置づけであるので、長居もしません。
一般的にお葬式後に通夜振る舞いを勧められたら断らないのが一般的です。
たとえ一口でも料理に手をつけるのがマナーなのですが、これは口にすることで故人への供養になると考えられているからです。
ですが長居する必要はありません。
どうしても断る場合は遺族に事情を説明し、挨拶をして静かに退席します。
もしどうしても参加してほしいと言われたら、30分程度参加して退席をすると良いでしょう。
通夜振る舞いは行われていない地域もあるので、断ること自体は問題はありませんが、その場合においてもしっかりと事情を話す必要があります。

お葬式の費用!通夜振る舞いにかかる費用の目安

関東ではお葬式の通夜の際に通夜振る舞いを行います。
この通夜振る舞いは参列してくださった人や僧侶に感謝をし、故人を偲ぶためのものであり、故人の最後の食事としての意味合いもあります。
つい最近まで自宅でお葬式が行われており、通夜においても夜通し行われていました。
そのため会食も夜通し行われることが多く、遺族もおもてなしをしなくてはならないため休む暇はありませんでした。
ですが近年はセレモニーホールで通夜が行われており、1時間程度で終わるのが一般的になっています。
夜遅くまで行われていた時には大皿料理などある程度の品数が必要であり、費用も大変多くかかりましたが、近年は時間短縮の流れから松花堂弁当のような形をとることも多く、費用は飲み物代を除いておおよそ3千円程度が相場です。
アルコールをお清めの意味として用意しますが、車で帰る人を考慮し、ジュースやお茶などの飲み物も用意しなくてはなりません。
トータルで一人あたり5千円と考えておくとよいでしょう。

喪主がお葬式の通夜振る舞いの後に行うべきこととは?

お葬式は通夜の後告別式があります。
通夜では参列してくださった人や僧侶に感謝の気持ちを込めて通夜振る舞いを行うことが多く、自宅で通夜を行う場合は夜遅くまで会食をしていることが多いです。
喪主や遺族は感謝の気持ちを伝える立場であるので、一人一人に挨拶などおもてなしをしなくてはならず、様々なことに気を配らなくてはなりません。
料理の手配や会場の設置なども行わなくてはならず、通夜振る舞いの後は僧侶にお車代をお渡しする必要もあります。
近年では通夜を含めてお葬式もセレモニーホールで行うことが増えており、夜通し行うことはなくなりました。
しかし負担は軽減されておらずなかなか心を落ち着かせることはできません。
ですが喪主は次の日の告別式に備えて挨拶文を見直したり、お葬式の流れを把握しなくてはなりません。
そのため通夜振る舞いの後は片づけを親戚などに任せる、時間を決めて閉式をし、できるだけ告別式に向けた準備をする必要があります。

お葬式のときに遺影や供物などを飾るための祭壇には種類がある

お葬式の祭壇は、式場の大きさによります。
大きな場所で行われる事が殆どなので、小さなものよりもより大きいものの方が見栄えが良く、家族にも来る人に対しても受け取り方が良くなって来るでしょう。
あまりにも小さいと見栄え的にも劣り、ちぐはぐになってしまいます。
白木祭壇は、中央に遺影を飾ってその周辺は白い生花で飾られます。
お葬式なので、何事も無理のないように個人をたたえられる形で、あまりけばだったものがない様にしつらえられています。
花で行われるものは、故人が好きだった花で飾られる事が多く、季節によって価格がかなり変動してしまっています。
一般的に20万円位からが相場でしょうか。
神式では、鏡や剣や玉等のレプリカが飾られます。
通常サイズのもので約30万円からが相場で、キリスト教式は教会の中に飾り付けをされる事になります。
ほかの宗教と比較すると飾り付けは質素で、燭台や蠟燭や棺や遺影が置かれて白い花が飾られる様です。

形式にとらわれないオリジナルの祭壇を利用するお葬式も増えている

時代が新しく変わっていく中で、形式にとらわれないお葬式の形も増えてきています。
オリジナルの祭壇を利用する方法もあり、柔軟な対応ができる葬儀会社に相談をすることをおすすめします。
柔軟な対応が可能なところなら、希望することを伝えると対応することができるようになります。
例えば、デジタル技術を使って、映像を表示させる形も可能であり、映像を表示させるだけなので、お葬式の費用を抑えられます。
そのほかにもお花も自由に選ぶことができる点にも注目することをおすすめします。
お葬式でお花を選ぶ際に、一般的にはその宗派に合う花を選択することが基本となります。
故人のことを想ったお葬式の場合、宗派にとらわれずに好きだった花を飾ってあげることも一つの選択肢です。
また、お花にかかわる仕事や花が大好きだった方など、終活で好きな花を飾ってほしいことや葬儀で使ってほしいことを伝えることもできます。
お花が好きだった人ほど、好きな花を周りの人も知っているため、葬儀で自由度の高いお花選びをする方法もあります。

日本の仏式のお葬式は白木祭壇を使うことが多い

日本でお葬式を行う場合、花などで華やかに飾られた祭壇を用意することが多く、祭壇には遺影写真や供物、宗教用具などが並びます。
祭壇には宗教や宗派によって厳格な決まりはありませんが、日本では白木祭壇を使用することが多く、最も一般的な祭壇になります。
白木祭壇はもともと土葬をしていた頃、棺を輿に入れて担ぎ、延べ贈りをしたことに由来をしています。
段と輿の2つに大きく分かれているのですが、最初は小さな机の上に花や仏具をお供えしていましたが、徐々に台が段数を重ねて今のような形になりました。
祭壇をよく見ると上部に棺を入れるスペースがありますが、現在は移動などを考慮し、祭壇前に置くのが一般的になっています。
白木で組み立てられているので格式が大変高く、荘厳な雰囲気が漂うのが特徴です。
すべての宗教のお葬式で使用されているわけではなく、神式では神式用の、キリスト教ではキリスト教式の祭壇があります。
宗教的な意味合いが大変強く、仏式では白木のものを使用して行われます。

お葬式の豆知識!寝台車と霊柩車の違いとは?

葬儀社に依頼してお葬式を行う場合に、遺体を移動させる目的で寝台車と霊柩(れいきゅう)車を使用します。
いずれも横になった遺体を運ぶための自動車ですが、両者は目的や意味に違いがあります。
寝台車というのは、病院や警察所の霊安室からお葬式会場に遺体を運ぶための車両です。
寝台車の内部は納棺前の遺体を載せるためのストレッチャーを備えていて、存命中の病人を病院や自宅などに移動させる車両とほぼ同じ装備を持っています。
外観も病人を搬送するための車両と似たデザインが採用されており、一見して葬儀会場に遺体を運ぶようには見えません。
これに対して、霊柩車とは納棺の儀や葬儀(葬儀)を終えた後に、遺体を納めた棺を火葬場に移動させるための車両です。
車両の内部の構造は棺を搭載するためのスペースが設けられており、寝台車のようなストレッチャーはありません。
そのため明確に遺体(棺)を運ぶための車であり、外観で見分けることができます。

お葬式で寝台車を手配するときに注意したいこと

亡くなった方を病院から自宅に運んだり、自宅からお葬式の会場まで搬送するため、一般的には葬儀社や専門の会社などに依頼して寝台車を手配することになります。
同じくご遺体を搬送するための車両には霊柩車も存在しますが、こちらはお葬式が終わって火葬場へ行くときに使用します。
寝台車を手配する時に気を付けたいのは、依頼し料金を支払ってご遺体を運んでもらうのは営業行為にあたるため、法律に基づいて緑ナンバーを取得する必要があります。
お金をもらってご遺体を搬送する車が、白ナンバーであることは違法です。
しっかりと運んでもらうためにも、信頼できる会社に依頼することが重要です。
病院で亡くなった方は病院の霊安室に安置されますが、滞在可能な時間は半日程度で、なるべく早く場所を移すことを求められます。
事前にご遺体の搬送や葬儀について会社を決めていない場合は、病院から葬儀会社などを紹介してもらい依頼することも可能です。
そのまま葬儀まで頼んでも構いませんが、搬送のみの頼むことができますので葬儀を依頼するのは納得できる会社を選びましょう。

お葬式の受付係の役割とは?誰に依頼するのが良い?

お葬式の受付係は参列者から香典を受け取り、記帳をお願いする役割りがあります。
一人ひとり丁寧に対応をして、失礼のないようにすることが大切です。
また香典を受け取ったらそのお返しとして、何らかの品物を渡します。
喪主によって違いはありますが、ほとんどの場合は香典をその場で手渡すことになります。
受け取った香典は中身を確認して、いくら頂いたのかを記録しておきます。
お金を出して金額を確認する作業は意外と時間が掛かるので、何人かで作業するほうがスムーズに進みます。
これをやっておくと喪主や親族の負担がかなり少なくなり、どんな人が参列してくれたのか、いくら頂いたのか瞬時に把握することが可能です。
香典の金額がとても高かった場合は別途にお返しをすることもあるので、専用のノートなどにまとめておきましょう。
お葬式で受付はお金を扱うことがあるので、なるべく信頼することが出来る人物を選出します。
現金を預けても問題がない人、誰にでも丁寧に対応出来る人が適任です。

香典の受け取りだけではない!?お葬式の受付係の役割とは

お葬式において受付係というのは、参列する方々と最初に面会する遺族側の代表と言ってよいでしょう。
喪主の信頼の厚い人物が行うことが多いため、マナーや手順を理解していることはもちろんのこと、厳かに失礼のない形で慰問客をお迎えしなければなりません。
一般的にお葬式における受付係のイメージと言えば、香典の受け取りと芳名帳の記入のお願いをするという仕事が思い浮かびます。
しかし、実際に受付係が担うのはそれだけではありません。
会場のレイアウトを把握しておき、参列者の皆様へのお礼に始まって芳名帳記入のお願いをしたり、香典・弔電の受け取りをします。
返礼品のお渡し、お供え物や弔電などがあれば受け取った後に葬儀社のスタッフに渡して祭壇にお供えしてもらいます。
誰から受け取ったかということをきちんとメモにして残しておくことも受付の役割です。
また、参列者を会場へ案内します。
金銭や物品を受け取るだけではなく預かったり、葬儀社のスタッフへ渡したりということもしなければならないので、紛失の無いように注意しながらそれぞれの仕事を行います。
このように受付係の仕事が担う仕事は多岐にわたるのです。

お葬式の種類をインターネットで確認して利用

最近は、費用や家族の負担を抑えられる家族葬が注目を集めています。
お葬式の種類は、直葬から一般葬まで大きく分けて4種類に分類されます。
お葬式では従来の一般葬が広く知られていますが、時代が変わり家族葬や直葬を選ぶ遺族も増えています。
一般葬は故人の友人や知人、会社関係者など多くの人が参列します。
家族葬は参列する人数が限られ、通夜と告別式を1日で行います。
一般葬と比べて、家族だけでなく参列者の負担も減らせます。
通夜や告別式を行わない直葬は、火葬だけを行う葬儀です。
お葬式は故人と別れる儀式になるため、故人と遺族の希望や状況に合わせて選択します。
インターネットを利用すると、希望に合う葬儀サービスを簡単に確認できます。
お葬式のサービスは数が多いですが、インターネットを使えば条件に合わせて絞り込めます。
提供しているサービスや費用の内容を比較してから決められるので、トラブル回避のメリットもあります。
オンラインで申込めるサービスだと、仕事を持っている人でも利用しやすいです。

お葬式のあり方は地域によって大きく違うことも

お葬式といえば全国どこであっても内容は共通しているといったイメージをもちますが、実際には地域によって大きな違いが生じることもあります。
たとえばお葬式はすべて仏式と考えるのは早計で、一部の地域では神葬祭という神道をベースにしたお葬式が営まれていることもあるので要注意です。
この場合し当然ですが仏教に根ざした焼香などはありませんし、霊前に呼ばれるのは僧侶ではなく神職となります。
また自治会や町内会といった狭いエリアでお棺の移動、炊き出し、野辺送りなどの裏方の業務をほとんど担っている場合もあります。
ずっと同じ場所で暮らしているのであればこうした風習は理解できるはずですが、引っ越しなどで他の都道府県から新しくやってきた人にとっては、なかかな勝手がわからないこともあるはずです。
ほかにも通夜と告別式の間に火葬をしてしまう風習があるところと、通夜と告別式の後で出棺、火葬をする風習のところがあり、こちらも大きな違いといえます。

お葬式にあたって行政からの補助金はあるか

補助金というのは何らかの政策目的を達成するにあたり、国や自治体などが一定の取り組みを援助するため、個人や法人に対して支出するお金のことをいいます。
お葬式は国や自治体の政策とは無関係であり、純粋に故人を供養することが目的ですので、基本的に補助金が交付されることはないといってよいでしょう。
ただし国民健康保険に加入している人が亡くなった場合には、国民健康保険から葬祭費という名目で葬儀を執り行った人に対してお金が支出されることがあります。
金額は自治体によって異なり、手続きは自治体の窓口に申請をして行います。
その際には会葬御礼の書状などの、お葬式をたしかに実施したことを証明する書類を持参することが必要です。
自治体ではありませんが、社会保険に加入している人が亡くなった場合にも、埋葬料が支払われることがあります。
こちらは会社を経由することになりますので、手続きの詳細についても会社に確認をするとよいでしょう。

お葬式は地域の協力大切な地域があるって本当?

人がなくなくなるというのは悲しいものです。
しかし、遺族は悲しみに打ちひしがれているだけではなくすべきことがたくさんあります。
すべきことの一つにお葬式の準備です。
お葬式の習慣や方法や地域などによって大きく異なるもので、都会の場合ですと葬儀会社にすべておまかせというスタイルが多いようですが田舎地方はそうはいきません。
では、地域の協力が必要な場合があるって本当でしょうか?はい本当です。
例えば宮崎県のえびの市の習慣では、人がなくなるとまずは部落の人たちがお通夜の準備を手伝い遺族のための食事のお世話などを行います。
手作りの食事を届けたり、24時間、葬儀場に地元の人が常駐することもあります。
加えてお葬式が無事に済んだなら初七日から四十九日まで、様々なしきたりがありますがその際ににも地域の人たちがサポートします。
それで、田舎地方に住む予定であれば地元の人と良い関係を持つことと協力の精神を培うことが重要です。

お葬式ではおもてなしをするのも大切な要素

お葬式には宗教や地方により独特の慣習が残されているケースもありますが、大半の地域ではおもてなしをするのも重要な要素です。
故人のためにわざわざ遠方から足を運んでくれたことに感謝し、お食事やお酒を振る舞い、一時を過ごしてもらいます。
故人との思い出話に花を咲かせることで供養になるのと同時に、残された者は気持ちを切り替えて前に進むきっかけになります。
振る舞うのはスタンダードな和風の仕出し弁当や日本酒、焼酎が多いですが、昨今では無宗教という方も多く、形式にこだわらないケースが増えました。
葬儀社でも和食だけではなく洋食のメニューを提供したり、ワインやスイーツメニューが充実している場合もあります。
小さなお子様のためにはお子様ランチを用意し、おまけで付いているおもちゃで喜んでもらうのも一考です。
お葬式では悲しみの中にあることも多いですが、むしろおもてなしを受けて楽しんでいる姿を見てもらう方が供養になるという考え方もあります。